メダン市案内

平成28年11月4日

メダン市情報→   略史   人口・民族   気候・風土   経済指標   在留邦人関係   メダン空港・市内へのアクセス

            レストラン,ショッピング事情  市内の観光地等紹介            

  北スマトラ州の州都メダン市は,標高14mで,デリー平野の北部,デリー川とバプラ川が合流する地点に位置しています。もともとは,マレー人の小村に過ぎませんでしたが,1860年代にオランダの植民地支配の下で,タバコ,茶,ゴム,油椰子などのプランテーション産業の拠点として急速に発展してきました。
  現在は,人口約220万人を擁するスマトラ島最大の都市として,また,市内北方25kmに位置するベラワン港を拠点とした交易の中心地として,インドネシアにおいて重要な地位を占めているほか,国内最大の湖,トバ湖(市内の中心地より南東約200km)の玄関口として内外から多くの観光客が訪れます。
  近年は,インドネシア経済の堅調な成長を背景に,メダン市内でも中間所得層の豊富な消費活動が顕著であり,市内に次々にショッピング・モールや高級ホテルがオープンしています。また,今後の成長分野として,スマトラ島の豊富な農業資源,地熱などの自然エネルギーの活用が期待されており,クアラルンプール,シンガポール,そしてバンコクとも近い地理的な優位性とも併せて,大きな潜在力を秘めた地域として今後の動向が注目されています。