市内観光地等紹介

平成28年11月4日
 メダン市内の主要観光地を紹介いたします。

●マイムーン宮殿
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 メダンの代表的な観光スポット。1888年,メダン周辺を治めていたデリ王国の王様・スルタンのマクムン・アル・ラシッド・プルカサ・アラムシャ王(1873-1924年の間,デリ王国を統治)が建てた。宮殿のデザインはムラユ伝統デザインとインド・イスラムデザインが見て取れるが,全体の景観はインドネシア,ペルシア,ヨーロッパの文化が融合している。

 
メダン大モスク
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 マイムーン宮殿と同様,スルタン・アル・ラシッド王が1906年建造した。オランダ人建築家によるムーア様式デザイン。1500人が一度にお祈りできる規模。
 
  
●東山寺(Eastern Mountain Temple)
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 メダン市最古の仏教寺院。仏教信者達により1962年に建造された。信仰の場であるほか,旧暦新年や仏教祭(インドネシアの祝日)にはお祝い儀式が催される。
 

●シリ・マリアマン・ヒンドゥー寺院
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 メダン市最古のヒンドゥー寺院。1884年に建造された。信仰の場であるほか,Deepavali祭(豊穣を願い,祝う祭り)のような宗教的儀式の場でもある。
 

メダン市郵便局
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 メダン市中心部に位置する郵便局。1909-1911年に建造され,現在に至るまで現役で使用されている。オランダ時代のコロニアル建築として広く紹介されている。他には,インドネシア中央銀行北スマトラ州支店,北スマトラ州高等裁判所の建物もオランダ時代のもの。
 

●張阿輝氏の邸宅
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 中国から移り住み,メダンで成功をおさめた商人・張阿輝氏(Tjong A Fie)(1860-1921)の邸宅。1900年建造の古代中国スタイルの建物。事業で成功し,当時のデリ王国の王様と良好な関係を持ち,オランダ東インド会社でたばこプランテーションの経営等を通じ,スマトラ島内で初めての億万長者として名を馳せた。現在も,張阿輝の子孫達が邸宅を管理している。


●北スマトラ州立博物館
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北スマトラ州の歴史,文化等が紹介されている。特に北スマトラ州内各民族の衣装や暮らしぶりについてはわかりやすく展示されている。