メダン市の略史

平成28年11月4日
7世紀後半 スマトラ島南部に仏教王国シュリーヴィジャヤ朝が興り,後にスマトラ島の大半,マレー半島などを支配
~14世紀 スマトラ北部海岸地域にイスラム王国が誕生
1604~1637年 イスカンダル・ムダ王がアチェ王国を統治,スマトラ北部の他のイスラム王国,マレー半島のケダー王国を支配
1821(~37)年 西スマトラでオランダの植民地支配に反対するパドリ戦争勃発
1824年 英蘭条約締結(オランダがスマトラを英がマレー半島を統治することを定める。)
1871(~1904)年 ダルサラム・アチェ王国とオランダとの間でアチェ戦争勃発
1886年 オランダ政府,メダンを北スマトラの州都と定める。
1942~1945年 日本軍占領
1945年 8月17日 インドネシア独立宣言
1949年12月27日 オランダがインドネシアに主権を委譲
 ※ メダン市は,同市の設立日を1590年7月1日と定めていますが,これはカロ語の古文書に出てくるカロの指導者パティンプスが,この地を切り開き,メダンと名付けたとされる故事に由来します。