海外安全対策情報(2019年10月~12月)
令和2年1月6日
1 治安情勢
(1) 一般犯罪
ア 邦人被害の事件
認知しませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,各種犯罪の中でも,路上において暴行や脅迫を加えて物を奪い取る「路上強盗」,追い越しざまなどに物を盗み去る「ひったくり」が頻発しました。
具体例は次のとおりです。
【路上強盗事件】
○ 5人組男性が,ヒッチハイクのふりをして,走行中のトラックを止め,運転手を引きずり降ろし,トラックごとを奪い取った。
【10月,シマルングン県内】
○ 女性が,施錠をせずに市場駐車場に自家用車を駐車。その後,買い物を終え自家用車に乗ろうとした際,後部座席に潜んでいた男に刃物で脅され金品を奪われそうになるも,女性が抵抗したため,未遂に終わった。
【10月,メダン市内】
【ひったくり事件】
○ バイク乗りの2人組男性が,路上を歩いていた女性の後方から近づき,女性の手提げバッグをひったくった。女性は転倒し,怪我をした。
【10月,メダン市内】
ウ 対策
路上強盗やひったくりの被害に遭わないためにも
・ 路上でスマートフォンやタブレットを操作しない
・ 周囲をよく確認し,壁を背にする等してからスマートフォン等を取り出し使用する
・ 肩紐が頑丈なリュックサック,ショルダーバッグを携帯する
・ ショルダーバッグはたすき掛けにし,車道の反対側に携帯する
・ スマートフォン,財布等は,バッグ内のフックなどに結束する
・ 短距離でも車で移動する
・ ひったくりされやすく,万が一,ひったくられた場合,転倒する危険性が高いベチャ(三輪車),バイクタクシーの利用は避ける
・ 音楽を聴きながら,操作をしながら等,他の動作をしながら歩かない
などの対策が必要です。
また,被害に遭った際は,犯人が凶器を所持していることも念頭におき,決して抵抗しないことが重要です。
(2) 薬物犯罪
ア 邦人関係
邦人が関係する事件はありませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,当館管轄内の6州(アチェ州,北スマトラ州,西スマトラ州,リアウ州,ジャンビ州,リアウ諸島州)において,覚せい剤や大麻の使用,所持,密輸による検挙が後を絶ちませんでした。
具体例は次のとおりです。
○ デモに参加していた高校生30人を逮捕し取調べた結果,うち2名が覚醒剤を使用していたことが判明した。
【10月,メダン市内】
○ ホテルの一室で覚醒剤を使用していた5名(うち4名が軍人)を逮捕。
【11月,アチェ州バンダ・アチェ市内】
ウ 対策
当地で薬物の取引や使用が行われる傾向にある,モスク,公園,人目につかない裏通り,管理者のいない駐車場等(特に夜間)は避ける必要があります。
また,見知らぬ者から薬物と知らされずに物品の運搬を依頼された結果,密輸に関わったとして当地警察に検挙された例もあるため,
・ 見知らぬ者又は知人からでも物品の購入や運搬の依頼に安易に応じないこと
・ 購入・運搬を引き受ける場合は,物品に不審点がないか隅々まで確認すること
が重要です。
(3) テロ情勢
ア 状況
11月13日,メダン市警察本部において,自爆テロ事件が発生し,6人が負傷しました。
邦人の被害はありませんでした。
その後,この事件に関連するテロ容疑者がインドネシア国内で約70人,逮捕されました。
イ 対策
テロの巻き添え被害を防ぐためにも,当地で標的とされるている警察,軍及び政府関連施設,教会等の宗教施設(宗教行事)を訪れる際は,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した際は速やかにその場を離れるようにするなど,自らの安全を確保する行動をとる必要があります。
(4) 交通事故
ア 邦人被害の事故
ありませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,当地においては,信号無視,逆走,強引な割り込み等の危険運転や交通法規の不遵守は日常茶飯事であり,交通渋滞の問題も大きく,運転技術面・治安面において安全な公共交通機関も未発達です。
交通事故に巻き込まれないために,自ら運転することは避けるとともに,移動は短い距離であっても,自家用車(運転手付き),宿泊先等の送迎車,タクシー(ブルーバード)を利用することが得策です。
(5) 災害(火山)
シナブン山(北スマトラ州カロ県)は,本年6月9日以降,噴火しておらず,1月1日現在の噴火警戒レベルは3(地震・火山活動が活発化している状態)です。
立ち入り禁止区域には絶対に立ち入らないようにし,常に最新の情報に留意する必要があります。
2 対日感情
良好であり,特段の変化は見られませんでした。
3 日本企業の安全に関する諸問題
関連情報はありませんでした。
(1) 一般犯罪
ア 邦人被害の事件
認知しませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,各種犯罪の中でも,路上において暴行や脅迫を加えて物を奪い取る「路上強盗」,追い越しざまなどに物を盗み去る「ひったくり」が頻発しました。
具体例は次のとおりです。
【路上強盗事件】
○ 5人組男性が,ヒッチハイクのふりをして,走行中のトラックを止め,運転手を引きずり降ろし,トラックごとを奪い取った。
【10月,シマルングン県内】
○ 女性が,施錠をせずに市場駐車場に自家用車を駐車。その後,買い物を終え自家用車に乗ろうとした際,後部座席に潜んでいた男に刃物で脅され金品を奪われそうになるも,女性が抵抗したため,未遂に終わった。
【10月,メダン市内】
【ひったくり事件】
○ バイク乗りの2人組男性が,路上を歩いていた女性の後方から近づき,女性の手提げバッグをひったくった。女性は転倒し,怪我をした。
【10月,メダン市内】
ウ 対策
路上強盗やひったくりの被害に遭わないためにも
・ 路上でスマートフォンやタブレットを操作しない
・ 周囲をよく確認し,壁を背にする等してからスマートフォン等を取り出し使用する
・ 肩紐が頑丈なリュックサック,ショルダーバッグを携帯する
・ ショルダーバッグはたすき掛けにし,車道の反対側に携帯する
・ スマートフォン,財布等は,バッグ内のフックなどに結束する
・ 短距離でも車で移動する
・ ひったくりされやすく,万が一,ひったくられた場合,転倒する危険性が高いベチャ(三輪車),バイクタクシーの利用は避ける
・ 音楽を聴きながら,操作をしながら等,他の動作をしながら歩かない
などの対策が必要です。
また,被害に遭った際は,犯人が凶器を所持していることも念頭におき,決して抵抗しないことが重要です。
(2) 薬物犯罪
ア 邦人関係
邦人が関係する事件はありませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,当館管轄内の6州(アチェ州,北スマトラ州,西スマトラ州,リアウ州,ジャンビ州,リアウ諸島州)において,覚せい剤や大麻の使用,所持,密輸による検挙が後を絶ちませんでした。
具体例は次のとおりです。
○ デモに参加していた高校生30人を逮捕し取調べた結果,うち2名が覚醒剤を使用していたことが判明した。
【10月,メダン市内】
○ ホテルの一室で覚醒剤を使用していた5名(うち4名が軍人)を逮捕。
【11月,アチェ州バンダ・アチェ市内】
ウ 対策
当地で薬物の取引や使用が行われる傾向にある,モスク,公園,人目につかない裏通り,管理者のいない駐車場等(特に夜間)は避ける必要があります。
また,見知らぬ者から薬物と知らされずに物品の運搬を依頼された結果,密輸に関わったとして当地警察に検挙された例もあるため,
・ 見知らぬ者又は知人からでも物品の購入や運搬の依頼に安易に応じないこと
・ 購入・運搬を引き受ける場合は,物品に不審点がないか隅々まで確認すること
が重要です。
(3) テロ情勢
ア 状況
11月13日,メダン市警察本部において,自爆テロ事件が発生し,6人が負傷しました。
邦人の被害はありませんでした。
その後,この事件に関連するテロ容疑者がインドネシア国内で約70人,逮捕されました。
イ 対策
テロの巻き添え被害を防ぐためにも,当地で標的とされるている警察,軍及び政府関連施設,教会等の宗教施設(宗教行事)を訪れる際は,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知した際は速やかにその場を離れるようにするなど,自らの安全を確保する行動をとる必要があります。
(4) 交通事故
ア 邦人被害の事故
ありませんでした。
イ 状況
前期に引き続き,当地においては,信号無視,逆走,強引な割り込み等の危険運転や交通法規の不遵守は日常茶飯事であり,交通渋滞の問題も大きく,運転技術面・治安面において安全な公共交通機関も未発達です。
交通事故に巻き込まれないために,自ら運転することは避けるとともに,移動は短い距離であっても,自家用車(運転手付き),宿泊先等の送迎車,タクシー(ブルーバード)を利用することが得策です。
(5) 災害(火山)
シナブン山(北スマトラ州カロ県)は,本年6月9日以降,噴火しておらず,1月1日現在の噴火警戒レベルは3(地震・火山活動が活発化している状態)です。
立ち入り禁止区域には絶対に立ち入らないようにし,常に最新の情報に留意する必要があります。
2 対日感情
良好であり,特段の変化は見られませんでした。
3 日本企業の安全に関する諸問題
関連情報はありませんでした。