「デリ・セルダン県薬物依存症リハビリセンター」完成式の実施
平成29年7月6日
7月6日,在メダン日本国総領事館は日本政府・草の根・人間の安全保障無償資金協力事業で実施した「デリ・セルダン県薬物依存症リハビリセンター」完成式を実施しました。
本件は2016年11月10日に,日本政府からカリタス財団に対し,リハビリセンター建設のための資金1,041,260,000ルピアを供与するとの贈与契約が締結され,建設されたものです。
完成式には,石井健在メダン日本国総領事,アニセトゥス・シナガ・メダン大司教,デリ・セルダン県政府,薬物対策庁北スマトラ州支部,北スマトラ州警察の参加がありました。
デリ・セルダン県のある北スマトラ州周辺では,違法薬物関連(大麻,麻薬,覚せい剤等)の事件・事案が多発しており,同問題への対策が地域の社会問題となっております。地元自治体である北スマトラ州政府や北スマトラ州警察,薬物対策庁北スマトラ州支部も,違法薬物対策に注力しています。
カリタス財団は当地で長年,社会分野で活動を行うキリスト教系財団で,薬物依存症患者ケアも行ってきている団体です。
本件は,カリタス財団より,入院治療が必要な薬物依存症患者数が受入れ可能数を上回り,すべての患者を受け入れられない状態が続いていたことから,日本政府に対し,入院施設拡充の協力要請があったものです。2015年には,カリタス財団はキャパシティ不足のため,60名の入院希望患者を断ることを余儀なくされました。
今回の協力で,新たにリハビリセンター1棟を建設したことで,入院患者受入れ可能数が20名から60名に増大しました。
石井総領事は,このリハビリセンターを通じ,多くの薬物依存症患者の治療が行われることを願う旨,挨拶の中で述べました。またこのリハビリセンターは,薬物使用の危険性を伝える教育施設としても利用される予定です。今回の協力事業を通じ,日本とインドネシアの二国間関係が深まることが期待されます。
在メダン日本国総領事館は,管轄地域域内にて草の根・人間の安全保障無償資金協力事業で学校建設,給水設備整備,灌漑設備整備等を実施してきており,2000年以来65事業を実施しました。総額は58,494,613,028ルピアにのぼります。


本件は2016年11月10日に,日本政府からカリタス財団に対し,リハビリセンター建設のための資金1,041,260,000ルピアを供与するとの贈与契約が締結され,建設されたものです。
完成式には,石井健在メダン日本国総領事,アニセトゥス・シナガ・メダン大司教,デリ・セルダン県政府,薬物対策庁北スマトラ州支部,北スマトラ州警察の参加がありました。
デリ・セルダン県のある北スマトラ州周辺では,違法薬物関連(大麻,麻薬,覚せい剤等)の事件・事案が多発しており,同問題への対策が地域の社会問題となっております。地元自治体である北スマトラ州政府や北スマトラ州警察,薬物対策庁北スマトラ州支部も,違法薬物対策に注力しています。
カリタス財団は当地で長年,社会分野で活動を行うキリスト教系財団で,薬物依存症患者ケアも行ってきている団体です。
本件は,カリタス財団より,入院治療が必要な薬物依存症患者数が受入れ可能数を上回り,すべての患者を受け入れられない状態が続いていたことから,日本政府に対し,入院施設拡充の協力要請があったものです。2015年には,カリタス財団はキャパシティ不足のため,60名の入院希望患者を断ることを余儀なくされました。
今回の協力で,新たにリハビリセンター1棟を建設したことで,入院患者受入れ可能数が20名から60名に増大しました。
石井総領事は,このリハビリセンターを通じ,多くの薬物依存症患者の治療が行われることを願う旨,挨拶の中で述べました。またこのリハビリセンターは,薬物使用の危険性を伝える教育施設としても利用される予定です。今回の協力事業を通じ,日本とインドネシアの二国間関係が深まることが期待されます。
在メダン日本国総領事館は,管轄地域域内にて草の根・人間の安全保障無償資金協力事業で学校建設,給水設備整備,灌漑設備整備等を実施してきており,2000年以来65事業を実施しました。総額は58,494,613,028ルピアにのぼります。



