「ブン・ハッタ大学日本語学習機材整備計画」完成式の実施について

平成28年9月28日
録音スタジオを視察する森川総領事,パダン市長,ブン・ハッタ大学学長
LL教室
録音スタジオ
1 9月28日(水),西スマトラ州パダン市において,我が国の草の文化無償資金協力によって整備されたブン・ハッタ大学日本語学習機材の完成式が行われました。本完成式には,森川博文在メダン日本国総領事,ニキ・ルクヴィアルマン(Niki Lukviarman)ブン・ハッタ大学学長,マヘルディ・アンシャルラ(Mahyeldi Ansharullah)パダン市長,デウィ・カニア・イズマヤンティ(Dewi Kania Izmayanti)ブン・ハッタ大学文学部日本語学科長が出席しました。

2 本件は本年2月3日に日本国政府とブン・ハッタ大学の間で贈与契約が締結され,日本国政府からブン・ハッタ大学に526万円(約6.32億ルピア)が供与され,草の根の文化無償資金協力「ブン・ハッタ大学日本語学習機材整備計画」として実施され,LL(Language Laboratory)教室と録音スタジオが整備されました。

3 LL教室は日本語発音,聴解,会話,文章能力強化のために使用され,ヘッドセット付コンピュータ15セットなどが整備されています。また録音スタジオは,通訳,日本語でのスピーチ,プレゼンテーション,などの能力強化,及びアニメ日本語吹き替え作業を通じての語学学習のために使用される予定です。

4 本件協力が西スマトラ州,特にパダン市において,日本語学習者の学習環境充実につながり,更なる日本語能力を高める一助となることが期待されます。