令和8年春の彼岸供養 総領事挨拶 (2026年3月29日)

令和8年3月30日
令和8年春の彼岸供養1
令和8年春の彼岸供養2
皆様、おはようございます。 
 
本日は、令和8年春の慰霊祭の開催にあたり、日頃より日本人墓地を維持・管理してくださっている方々、そして本日の慰霊祭の準備をしていただいた皆様に、心より感謝を申し上げます。 
 
この日本人墓地には、戦前・戦後を通じてこの地で活躍された約3百柱の御霊が静かに眠っておられます。異郷の地で尽力された先人のご労苦に対し、深い敬意を表し、御霊の安寧を心よりお祈り申し上げます。 
 
昨年11月にスマトラ北部を襲った豪雨・洪水災害では、多くの尊い命が奪われました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 
日本からは、多額の義援金が寄せられ、また、日本人ボランティアも現地に入り、復旧支援に尽力しました。
 
今年3月11日には、東日本大震災から15年を迎え、被災地から遠く離れたアチェで、追悼式典が執り行われました。
 
これらの出来事は、両国の国民が強い絆を持ち、お互いの苦しみや悲しみを思いやる心を育んでいる証です。
 
日本人とインドネシア人のこのような温かい関係を築いてくださった先人の皆様に、改めて深い敬意と感謝の意を表したいと思います。
 
現在、世界各地で紛争が続き、情勢は一層不安定になっています。 

そうした中でも、日本とインドネシアは、友好関係を着実に深めています。
偶然にも、本日3月29日、プロボウォ大統領が日本政府の招待を受けて訪日され、天皇陛下とのご会見や高市総理との首脳会談を予定されています。
これも、両国の関係が緊密化している証です。
 
ここにお集まりの私たちは、この友好関係をさらに発展させ、次の世代に引き継いでいく責任があります。それが先人の御霊に報いる道であると信じております。  
 
本日、私は皆様とともに、御霊に感謝の念をもって静かに祈りを捧げるとともに、日本国総領事として、日本とインドネシアの友好をさらに深めていくことを改めて誓います。 
 
以上をもちまして、私の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。